毎年12月になると、色の見本帳で有名なアメリカのパントン社が翌年のトレンドカラーを発表しているのをご存知ですか?2020年は、「暗くなりかけた夕暮れの空を連想させるようなブルー」の「クラシックブルー」が選ばれました。パントン社の代表は、「隠れ家や静けさを探し求めるような色」とも話しています。ここでは、2020年トレンドカラーである「クラシックブルー」を10倍楽しむ方法をご紹介します。
フォーマル&カジュアルドレスに最適
トレンドカラーの発表前に、多くのセレブリティたちは既にクラシックブルーをファッションに取り入れていました。それもそのはず、落ち着いた印象をもたらすクラシックブルーは大人を美しく見せてくれるエレガントな色なので、フォーマルな場所にもピッタリ。エミー賞ではクラシックブルーのドレスに身を包む女優たちの姿が目立ちました。イギリス皇室でもクラシックブルーは人気カラーで、まさに民衆の信頼を色で表現しているよう。男性のタキシードも、クラシックブルーなら堅くなりすぎずカジュアルクールに仕上がります。普段使いにはネイルがお勧め。マットな感触を残すクラシックブルーで、大人の魅力をアピールできます。
リラックスした雰囲気のインテリア
クラシックブルーをインテリアで取り入れれば、安心感と静寂に包まれた空間を演出できます。クラシックブルーは自然界との繋がりを連想させる色でもあることから、古くから藍色や藍染めとして日本で親しまれてきました。その背景から、「ジャパンブルー」とも呼ばれているクラシックブルーは、リラックスする寝室や集中を必要とする書斎に最適です。落ち着いたトーンなので、目線より下に配置することで、空間全体を安定させキッチンやリビングにも採用できます。麻などの自然素材やグレーとの相性も抜群です。クッションやスモールアイテムにクラシックブルーを取り入れて、今から簡単にトレンドカラーで住まいをコーデしてみましょう。
トレンドカラーを観光名所で味わう
ファッションやインテリア以外にもクラシックブルーを楽しむ方法があります。実際にクラシックブルーが溢れる場所に行き、その空間に身を置いて全身で楽しむクラシックブルーハントです!日本各地からお勧めのクラシックブルー名所をいくつかご紹介します。
沖縄・波照間島【沖縄県】
日本の最南端にある島で、空と海のグラデーションが素晴らしく、夜は星空が暗闇の中に輝き、ダークブルーの海に沈む夕陽も絶景なクラシックブルー名所。
鎌倉・新江ノ島水族館【神奈川県】
辺り一面をブルーに囲まれた、癒しスポット。人の少ない午前中に行けば、神秘的なクラシックブルー空間をひとり占めできます。海洋生物と藍色の水のコントラストも印象的。
安曇野・CHILLOUT STYLE COFFEE【長野県】
人気の安曇野にある隠れ家的カフェ。窓から見える絶景を、ゆったりとしたクラシックブルーのソファから眺めれば、まるで宇宙空間にいるようなタイムレスな体験に。